成功のためのポジショニング
優れた口腔内X線写真の撮影は、センサーの適切なポジショニングから始まります。Xios口腔内センサーホルダーシステムは、患者さんが快適に過ごせるようにサポートし、歯科助手や歯科衛生士が正確な口腔内X線を安全に配慮し、かつ効率的に撮影できるようにサポートするツールを提供します。オートクレーブ対応のXiosセンサーホルダーシステムとXios AimRightセンサーホルダーシステムの複数のオプションをご用意しております。
Xios AimRight センサーホルダーシステム
Xiosセンサー用AimRightセンサーホルダーは、センサーの位置決めを直感的に行うことができ、エラーのリスクを低減できます。キーロックの原理により、リングとアームの正しい組み合わせは、前方向、ビットウィング、後方向の露光で1つだけです。
- 誤操作を防ぐ。特許取得済みのデザインにより、リングとアームの正しい組み合わせは1つのみ
- 軽量デザイン。快適で簡単な操作性
- 患者の快適さ引き出す。患者さんの口に触れる部分がありません。
Benefits
画像の精度
AimRightホルダーシステムは、すぐにあなたのお気に入りのツールになるでしょう。口腔内画像の精度と一貫性を保つことができます。
容易なポジショニング
ホルダーは、安定性を高め且つワークフロープロセスを効率化します。
患者さんのために
一貫性のあるX線撮影が可能になります。また、画像の撮り直しを減らし、追加の治療を減らすことができる優れたツールです。
操作性
1回の撮影で、診断上問題のない口腔内画像を撮影することができ、患者の快適性を高めることができます。
口腔内X線ソリューションのワークフロー
Xios口腔内センサーホルダーシステムは、口腔内X線撮影の幅広いニーズに対応する業界屈指のソリューションです。
Xiosは診断ワークフローを簡素化し、患者の快適性と安全性に配慮しながら、臨床家の作業効率を高めます。正確なポジショニングとコントロールにより、診断に適した画像をデジタルまたは従来のメディアで一貫して提供します。デンツプライシロナでは、Rinnホルダーシステムの製品ポートフォリオで、さらなるオプションを提供しています。
患者の安全性に配慮
メディア＋照準器
テクノロジー機器
位置決めが簡単なので、医師にはより質の高い画像を見せることができ、患者には追加の放射線を照射する必要がありません。デンツプライシロナのセンサーの品質、快適性、高度で包括的な患者ケアを提供する上で不可欠なツールとなっています。
ALARA As low as reasonably achievable
画質と放射線量は重要です。
診断上問題のない鮮明な画像を得ることは、臨床医の第一の原則である「害を及ぼさない」ことに取って代わるものではありません。つまり、スタッフと患者の放射線被ばく量を合理的に達成可能な限り低く抑えること、これがALARAの原則です。
不正確な画像は再撮影を必要とし、再撮影の回数が多ければ多いほど、臨床医と患者は電離放射線にさらされることになります。あなたの目標は、診断上問題のない口腔内画像を1回の撮影でうまく撮影し、患者の快適性と安全性を最大限に配慮した上で、チェアタイムを最小限にすることです。
口腔内X線写真の再撮影の最も一般的な理由は、不適切なポジショニング、アングレーション、メディアの配置1によるものです。
診断の信頼性は、患者の幸福と歯科医院の健全性に違いをもたらします。適切なツールとトレーニングにより、リスクを抑えながら、口腔内診断画像の位置と品質を向上させることができます。
ポジショニング、アンギュレーション、メディア配置の不備による再撮影の割合
デジタルセンサー
イメージングプレート
フィルム
口腔内イメージングを向上させるためのヒントと教育
歯科放射線学の目標は、高品質の画像を得ると同時に、放射線被曝を最小限に抑え、すべての患者ができるだけ快適に過ごせるようにすることです。
これらのヒントは、困難な状況でどのように役立つかを考えてみましょう。
平行法と両断法
- 解剖学的な問題に基づいて何を選択すべきかを知っています。
- 照準器を使った平行法は、エラーやリテイクが少ないのでお勧めです。
- メディアホルダーを使用したバイセクタリングアングルテクニックは、解剖学的に困難な患者、歯内療法やインプラント治療の際に推奨されます。
センサー選択
- 多くの情報を得るために、できるだけ大きなセンサーを使用する。
- 小型のセンサーに切り替えるときの手順を決めておく。
一般的なセンサーのポジショニング
- パラレリングテクニックのために、口の中央に配置します。
- 特に垂直方向の位置や無歯顎部分には、コットンロールを使用します。
ビットウイングのセンサーポジショニング
- センサーを歯と平行に配置します。
- インジケータスロットを使用して、ビットウイングの歯間スペースに合わせます。
- センタービームをコンタクトエリアに合わせます。
- 適切な骨レベルを捉えるために、ビットウィングの垂直方向の角度を調整します。
- 小臼歯のビットウィングでは、犬歯の遠位部を撮影するために、メディアを約15°遠位に調整します。
口腔内イメージング 製品ラインアップ
デンツプライシロナの口腔内イメージング製品は、デジタル技術を診療に導入する場合でも、すでにデジタル化された診療を更新する場合でも、効率的なワークフローを可能にする適切なソリューションを提供し、個々のニーズをサポートします。
1. Acharya S, Pai K, Acharya S. Repeat film analysis and its implications for quality assurance in dental radiology: An institutional case study. Contemporary Clinical Dentistry. 2015;6(3):392-395.